ジャンネッタ後の三叉神経の減圧は、高解像度顕微鏡を用いてマイクロサージェリーで行われます。 頭蓋骨は開きますが、数日後には完全に動けるようになります(入院期間4~5日)。 多くの場合、術後1日で痛みの軽減を実感できます。 経験豊富な脳神経外科医が減圧術を行うため、手術のリスクはわずかです。 生活の質の極端な低下と耐え難い痛みに直面し、薬物治療がうまくいかなかった症候性三叉神経痛に対して、ジャンネッタ後の三叉神経減圧術が適応となります。 ヤンネッタ後の三叉神経減圧術を行った場合、1年後に91%、15年後に73%が薬を服用せずに永続的に痛みを軽減することが可能です(文献あり)。 Sindou M, Leston J, Decullier E, Chapuis F.: Microvascular decompression for primary trigeminal neuralgia: long-term effectiveness and prognostic factors in a series of 362 consecutive patients with clear-cut neurovascular conflicts who undert pure decompression. J Neurosurg. 2007 Dec;107(6):1144-53; Barker FG 2nd, Jannetta PJ, Bissonette DJ, Larkins MV, Jho HD: The long-term outcome of microvascular decompression for Trigeminal Neuralgia. N Engl J Med. 1996 Apr 25;334(17):1077-83; comment in N Engl J Med. 1996 Apr 25;334(17):1125-6).
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