管理距離の変更

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Last Updated on Fri, 18 Dec 2020 |Cisco Internetworks

ここでは、特定のルーティングプロトコルまたは特定のルートに対してルータ上の管理距離をグローバルに変更する方法について説明します。

Modifying Administrative Distance

Router(config-router)#

distance 管理距離 ]

– EIGRPとBGP再配布以外の全プロトコルに使用

ルータ(設定-)に使用。router)#

distance eigrp internal-distance external-distance

– EIGRPに使用

-場合により1

となります。 ルータは、より良い管理距離を持つルーティングプロトコルを信じている場合、実際にはより悪いルートを持つルーティングプロトコルであっても、最適でないパスを選択します。

望ましくないルーティングプロトコルに大きな管理距離を割り当てることで,ルータは望ましいルーティングプロトコルからの経路を選択するようになります。 図にデフォルトの管理距離を変更するコマンドを示します。

distanceコマンドは、EIGRPとBGPを除くすべてのプロトコルのデフォルトの管理距離を変更するために使用することができます。

distanceコマンドパラメータ

管理ディスタンス

distanceコマンドの各フィールドの説明表

パラメータ

説明

administrative distance

管理距離を設定します。 1〜255の整数値です。 ディスタンス255のルートはルーティングテーブルにインストールされません。 0は直接接続されたネットワークに予約されます。

address

(オプション)IPアドレスを指定し,ルーティング情報を供給するルータのIPアドレスによってネットワークをフィルタリングします。

wildcard-mask

(オプション) IPアドレスのワイルドカードマスクを指定します。 mask引数で1に設定されたビットは、ソフトウェアがアドレス値の対応するビットを無視するように指示します。

任意のIPアドレス(ルーティング情報を供給する任意のソースルータ)に一致するように0.0.0.255.255のアドレス/マスクを使用します。

access-list-number | name

(Optional) 受信ルーティング更新に適用する標準ACLの番号または名称を指定します。 2548>

EIGRPでは,distance eigrpコマンドを使用します。 EIGRPでは,EIGRPでネイティブに学習した経路と,ほかのソースから再配布された経路に異なる管理距離値を割り当てます。

デフォルトでは,ネイティブに学習した経路は管理距離90,外部経路は管理距離170となります。

The distance eigrp Command Parameters

The table explains each field in the distance eigrp command.

Parameter

Description

external-distance

EIGRP 外部経路に対する管理用距離を設定します。 外部経路とは,ベストパスがAS外部のネイバーから学習される経路です。

internal-distance

EIGRP 内部経路の管理距離を設定します。 内部経路とは,AS内の別のエンティティから学習した経路です。

BGPの場合はdistance bgpコマンドを使用します。 BGPでは,Internal Border Gateway Protocol(EBGP)で学習した経路とExternal Border Gateway Protocol(EBGP)で学習した経路に異なる管理距離値を割り当てています

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